チーズの効能は、小さな固体にぎゅっと詰まった栄養価と最近わかってきた内臓脂肪を燃やすことです。
まず凝縮された栄養素ですが、チーズは、牛乳の10倍の栄養素が詰まっています。
例えば、チーズは良質のたんぱく質と人間の体では作ることができない必須アミノ酸を含んでいます。
さらに、100gのチーズには一日に必要なカルシウムを含んでいます。
カルシウムの効能は骨や歯を作り、骨粗鬆症を予防したり血液が固まるのを助ける作用、ストレスを和らげる、筋肉の収縮作用もありこれらがすべてチーズの効能になります。
さらに加えて、チーズには、脂質と糖の代謝を高め、生活習慣病の予防、改善効果があるビタミンBと、免疫力を高め、抗酸化作用から動脈硬化を予防し、がんの予防抑制作用があるビタミンAが豊富に含まれています。これらが栄養分での効能です。
次に、チーズに、内臓脂肪を減らす効能があることがわかってきました。
例えば、チーズに含まれるアミノ酸やビタミンB2などは、脂肪を落としたり美容維持に効果的な栄養素です。
そのために、チーズを食べると、内臓脂肪が増えるどころか減ることが最近の研究でわかってきました。
チーズに含まれている乳酸菌が、免疫力を高めると共に、コレステロール値を下げてくれて、チーズに含まれる脂肪は良質な脂肪分で、他の脂肪も一緒に燃やしてくれることがわかっています。
このように、チーズには、内臓脂肪を燃やすための条件がそろっています。そのため、チーズの効能は栄養素と内臓脂肪を燃やすことの二つがあります。
ダイエットにおすすめの食材はさまざまありますが、避けられがちな食材としてチーズがあげられます。
しかし、チーズはうまく使えば脂肪燃焼や腸の活性化などを期待することのできる食材です。
もともとチーズはダイエットにおすすめの食材で、チーズに含まれているタンパク質は満腹感を促すという働きがあります。
そのため余分な食べ過ぎを抑えてくれるという効果が得られます。この効果から、空腹がストレスとなることを防げます。
満腹感を促すタンパク質だけではなく、必須アミノ酸やビタミン類なども豊富に含まれているため、ダイエットで起こりがちな栄養が不足してしまい肌の調子が悪くなるということがなくなります。
やり方としては、最近流行している置き換え食ではなく、栄養とカロリーを意識しながらダイエット食のなかにチーズを取り入れるという方法です。回数としては1日の食事の中の1?2回に取り入れていく、ということが大切です。
チーズの種類はさまざまなものがあります。
色や香り、味などさまざまなものが楽しめることができますが、成熟させていない食べやすいタイプのカッテージやモッツァレラなどはフレッシュタイプ、クセの強いタイプのカマンベールやゴルゴンゾーラなどがありますが、中でもダイエットのときにおすすめなのが簡単に手に入れることのできるナチュラルチーズが良いとされています。
このダイエットを成功させるために重要なのは、食べ過ぎないことです。また、あくまでも痩せるために食べているのだと意識することが大切です。